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コンソール画面
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ログトレース画面
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株式会社シーピーアイは6月28日、情報漏えい対策ソフトの新版「TotalSecurityFort(TSF) バージョン3.9」を発表した。8月1日から販売を開始する。
TSFは、台湾のFineArt Technologyが開発した、情報漏えいを防止するためのさまざまな機能を統合したセキュリティソフト製品。現場の仕事の流れにあったセキュリティ管理が行えるのが特徴で、現場の業務の必要性に応じて、その場の責任者が個別にセキュリティポリシーを設定できるという。会社全体、部署、個人レベルの詳細なポリシー運用が可能だ。
セキュリティ機能としては、外部記憶デバイスの利用禁止、許可されていないサーバーへのアクセス制御、望ましくないソフトの実行禁止などの機能を備える。現場の責任者が承認したときのみ、外部記録デバイスでのファイル持ち出しを許可することができる。
新版では、管理サーバーの処理プロセスを改善。1サーバー当たり3000クライアントの処理能力を確保した。また、パスワードの複雑さをカスタマイズできるよう機能強化。パスワードに使用できる文字列や文字種を、現場の管理者が制限できるようにした。さらにTSFの大きな特徴である承認機能の適用範囲を拡大。一次許可できる操作がいくつか増えているという。
そのほか、ユーザーが印刷した内容をそのまま複製して保存する機能に対応するとともに、ログ分析機能も強化。特定のユーザーのログのみを集中して表示する機能や、あらかじめ指定したファイルの動向を追跡する機能を追加して、ログ分析にかかる負担を低減した。必要なログをワンクリックでエクスポートする機能も実装されているとのこと。
価格は、オープンプライス。
■ URL
株式会社シーピーアイ
http://www.cpiinc.co.jp/
プレスリリース
http://www.cpiinc.co.jp/news/pressrelease/2007/06/2800.html
( 川島 弘之 )
2007/06/28 17:43
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