最新ニュース
グローバルサイン、Vista x64版に対応したコードサイニング向け証明書
グローバルサイン株式会社は7月2日、Windows Vista x64版に対応したコードサイニング向け証明書「ObjectSign」を発表した。
コードサイニングとは、ソフトウェアが正しい配布元から正規にリリースされたものであるか、または改ざんされていないかを証明するために、配布用ソフトウェアにデジタル署名を行うこと。ObjectSignは、Windows Vista x64版に対応したコードサイニング向け証明書である。
そのほか特徴としては、ActiveX技術で使われているコード認証技術「Microsoft Authenticode」に対応しているため、ActiveXコントロールへのデジタル署名にも利用が可能。さらにタイムスタンプのサービスを提供しているため、署名の証明期間が終了したあとでも、Authenticode署名を証明することが可能という。
なお、Windows Vista x64版では、デジタル署名が義務づけられており、署名のないカーネルモードのソフトウェアは実行できない。ゆえに、コードサイニングの必要性はこれまで以上に高いものとなっている。一方で、このWindows Vista x64版に対応したコードサイニング向け証明書は、同社を含め世界で3社からしか提供されていない(2007年7月現在)とのこと。
■
URL
グローバルサイン株式会社
http://jp.globalsign.com/
プレスリリース
http://jp.globalsign.com/info/news_press/2007/07/id19
■
関連記事
・
日本ジオトラストがグローバルサインに社名変更(2007/05/30)
( 川島 弘之 )
2007/07/02 16:50
Enterprise Watch ホームページ
Copyright (c) 2007 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved.