株式会社HDEは7月23日、迷惑メール(スパム)対策ソフトウェアの新版「HDE Anti-Spam 2 for Gateway」(以下、HDE Anti-Spam 2)を発表した。フィルタリング処理能力が大幅に向上している点が特徴。8月29日より販売を開始する。
HDE Anti-Spamは、企業向けのスパム対策ソフト。今回の新版では、従来からサポートしている10のフィルタリング技術に加えて、6つの新フィルタリングを追加することで、パフォーマンスを向上させた点が大きな特徴という。具体的には、メール接続時にその正当性を判断するフィルタリング方式を新たに採用し、コンテンツの内容を検証してブロックする一般的なフィルタリング方式で問題になっていた、サーバーに負荷がかかりやすいという問題を解決したとのこと。
また、レポート機能を強化し、1年間のフィルタリングパフォーマンスのレポーティングを行えるようにした。この機能では、メール流量に対するスパムの割合を視覚的に把握できるため、フィルタリングパフォーマンスを簡単に計測できる。
さらに今回は50ユーザー版を新設。中小企業でのスパム対策ニーズに応えられるようにしたとのこと。価格は21万円からで、別途標準価格の15%分の年間サポート料金が必要となる。なおHDEでは、HDE Anti-Spam 2の販売開始を記念して、1000ユーザー以上の製品を購入するユーザーを対象に、製品価格を半額に割り引く「フィルタリング実感半額キャンペーン」を実施する。期間は2008年3月末まで。
■ URL
株式会社HDE
http://www.hde.co.jp/
プレスリリース
http://www.hde.co.jp/press/pressrelease/release.php?rd=200707230
( 石井 一志 )
2007/07/23 15:15
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