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NTT西日本、地域密着型の情報セキュリティインシデント対応サービス
西日本電信電話株式会社(以下、NTT西日本)は8月9日、「情報セキュリティインシデント対応サービス」を発表した。企業や自治体などの公開Webサーバーへの不正アクセスなどによる、Webページ改ざんや個人情報漏えいなどのセキュリティ事故が発生した際に、その原因分析や解決策の提案を行う。NTT西日本の営業エリアである静岡、岐阜、富山県以西の30府県にて、8月10日から提供を開始する。
同サービスの特長は、NTTの研究所が中心となって運営しているインシデント対応チーム「NTT-CERT」が蓄積したノウハウを活用することで、高度な分析を実現できる点。不正アクセスなどがあったサーバー/HDD上のデータをバックアップ装置を用いて複製、保全後に、データ解析ツールによって原因分析を行う。原因が特定できた場合は、その詳細や今後の解決策を総合レポートとして提示するという流れだ。
西日本各地に多数のサービス拠点を持つNTT西日本だからこそ、地域密着型のサポート体制できめ細かいサービスが提供できるとしている。
価格は、分析対象のHDD容量が160GBまでで98万円。それ以上の容量の場合は、別途相談とのこと。
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URL
西日本電信電話株式会社
http://www.ntt-west.co.jp/
ニュースリリース
http://www.ntt-west.co.jp/news/0708/070809a.html
( 川島 弘之 )
2007/08/09 17:26
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