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「犯罪の証拠を突き止めろ」-EMCジャパンら3社が監査証跡ソリューション


 EMCジャパン株式会社、株式会社エム・ティ・フィールド・サービス(以下、MTF)、ソレラネットワークスジャパン株式会社(以下、Solera)の3社は8月28日、大容量データの監査証跡を維持するための「コンプライアンス対応統合ネットワーク・フォレンジック・ソリューション」を発表した。主にネットワークビジネスを行う企業、コンプライアンス対応を目指す企業を対象に販売していく。

 ネットワークフォレンジックとは、事件が起きた現場のPCからデータを取得・解析することでネットワーク犯罪が行われた証拠を突き止める一連の活動のことをいう。

 今回3社が発表した同ソリューションでは、パケットキャプチャリングに、最高6.4GB/秒でのデータ取得・ストレージへの書き込みが可能なSoleraの高速大容量パケットレコーダ「Solera DS」を、データ検索には、検索機能やデータ解析のほか、1000種類以上のレポート機能が特長であるMTFのフォレンジックツール「inetSNAPs」を採用。EMCジャパンの「CLARiX」「Centera」といったストレージ製品を組み合わせて、ネットワークフォレンジックを実現する。

 ソリューションとしての特長は、企業のネットワークに流れるさまざまなパケットデータを安全確実にキャプチャーし、あらゆる時点のデータを復元できる点。外部からの不正アクセスや内部からの情報漏えいなどの問題が発生した場合も、同じ環境を再現させてデータ解析するため、データ検索のパフォーマンスを向上させることが可能とのこと。



URL
  EMCジャパン株式会社
  http://japan.emc.com/
  株式会社エム・ティ・フィールド・サービス
  http://www.mtf.co.jp/
  ソレラネットワークスジャパン株式会社
  http://www.soleranetworks.co.jp/
  ニュースリリース
  http://japan.emc.com/news/emc_releases/showRelease.jsp?id=5296&l=ja&c=JP


( 川島 弘之 )
2007/08/28 17:40

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