日立ソフトウェアエンジニアリング株式会社(以下、日立ソフト)は9月13日、指静脈認証システム「静紋」を株式会社オービックビジネスコンサルタント(以下、OBC)の業務ソフト「奉行シリーズ」に対応させたと発表した。両製品を連携させた「静紋 for 奉行」として製品化され、OBCの販売パートナーを通じて同日より販売を開始している。
日立ソフトでは、指静脈認証装置「静紋 J300」と指静脈認証情報を一元管理する認証管理システム「AUthentiGate」を提供してきた。今回同社が開発した「静紋 for 奉行」では、この両製品を奉行シリーズに対応させており、ID・パスワード認証の代わりに、指静脈認証を利用できるようになるという。また、「いつ」「だれが」認証されたかといった認証情報や、指静脈認証に関するシステム管理操作情報のログを取得・管理可能。これによって、奉行シリーズの利用における監査の仕組みづくりも可能になるとのこと。