エンピレックス株式会社は、米Mu Securityのセキュリティアナライザ「Mu-4000」を9月14日より販売開始する。
Mu-4000は、IPネットワークの脆弱性を検査して管理画面にレポートするセキュリティアナライザ製品。独自開発のエンジンによりネットワークやサーバーに対する約900万種類もの疑似攻撃アイテムを自動生成、そのパターンを用いて脆弱性を発見するのが特長。すべてのプロセスが自動化されているため、セキュリティのエキスパートを必要とすることなくテストを行うことができるほか、既知の脆弱性はもちろん、通常の機能テストや負荷テストでは発見できないような、潜在的な未知の脆弱性も発見できるとしている。
動作モードとしては、パケットの流れるネットワーク経路上に設置して、ネットワーク機器の双方向の通信に対して攻撃パターンを送出する「パススルーモード」、サーバーやホストに対して単一方向的に攻撃パターンを送出する「エンドポイントモード」、サードパーティの検査ツールと連携する「エクスターナルモード」に対応する。
エクスターナルモードでは、サードパーティ製品が発行したテストアイテムをMU-4000が仲介してテストを実行。検査結果は、モニターポート・コンソールにレポートバックされる。
価格は、680万円(税別)から。エンピレックスでは、年間20システムの販売を見込む。
■ URL
エンピレックス株式会社
http://www.empirix.co.jp/
( 川島 弘之 )
2007/09/14 18:02
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