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DATAX COMCIPHER GL2B
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日本電気株式会社(以下、NEC)とNECマグナスコミュニケーションズ株式会社は9月18日、双方向で1Gbpsの暗号化通信が可能な回線暗号化装置「DATAX COMCIPHER GL2B」を発表した。価格は577万5000円から。
DATAX COMCIPHER GL2Bは、広域イーサネット回線上のデータを保護するレイヤ2暗号化装置。1Gbpsの転送速度に対応可能な最上位製品として提供され、既存ネットワークの終端装置と、ルータやスイッチといった機器との間に接続するだけで回線区間の暗号化が実現できる。また暗号化アルゴリズムにはAESを採用しており、最大256ビットの暗号化に対応。レイヤ2のペイロード部分を暗号化するので、IP以外のプロトコルも暗号化可能なほか、IP通信時にはIPヘッダも含めて暗号化されるため、アドレスの漏えいも防止できるという。
WAN/LANのインターフェイスは100BASE-TX、1000BASE-T、1000BASE-SXに対応。暗号化専用装置であるため、遅延時間もきわめて少なく、速度低下の心配なく導入が可能とのこと。NECおよびNECマグナスコミュニケーションズでは、今後5年間で2000台の出荷を見込む。
■ URL
日本電気株式会社
http://www.nec.co.jp/
プレスリリース
http://www.nec.co.jp/press/ja/0709/1802.html
( 石井 一志 )
2007/09/18 17:20
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