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被災地のリアルな状況を伝えるBCMソリューション「災害情報共有システム」


 ユニアデックス株式会社は10月3日、災害情報の収集・共有と、事業回復に向けた対応行動を支援する事業継続(BCM)支援ソリューション「災害情報共有システム」を発表した。同日から販売を開始する。

 災害情報共有システムは、一般の報道機関では報道されない被災現場ならではの情報を収集・共有化するシステム。被災現場に近い従業員が、携帯電話やPCで現場ならではの被災情報をセンターサーバーに送付。そこで一元管理された情報を、全従業員が携帯電話やPC画面上の地図/テキストで視覚的に共有することが可能。オプション機能として、GPS機能付き携帯電話を使った従業員の位置情報、安否情報の収集にも対応する。

 こうした情報を元に、ユーザーは作業要員や救助要員のアサイン、従業員への危険個所情報の一斉同報メール送信、製造や流通に関する代替計画策定、ディザスタリカバリシステムの作動など、事業回復に向けた各種対応をスムーズに行うことが可能になるという。

 価格は300万円から。端末価格は含まれない。

 またオプションで、レスキューナウが配信する災害情報を、災害情報級友システムに取り込むことも可能。地震情報、台風情報、火山情報、テロ・大事故情報、被害状況サマリー、交通情報などに対応する。

 オプション価格は、初期料金5万2500円から、月額料金3万1500円から。



URL
  ユニアデックス株式会社
  http://www.uniadex.co.jp/
  株式会社レスキューナウ
  http://www.rescuenow.net/
  ニュースリリース
  http://www.uniadex.co.jp/news/syosai/n1_20071003.html


( 川島 弘之 )
2007/10/03 12:09

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