株式会社デジターは10月10日、Webフィルタリング、HTTP経由のウイルス/スパイウェア対策の機能をSaaS形式で提供する「Sentinel Complete Professional Edition(以下、SCPE)」サービスを発表した。
SCPEは、SMTPレベルのウイルス/スパム、DoS攻撃、DHA対策などを提供するSaaS型メールセキュリティサービス「Sentinel Messaging Service」に、HTTPレベルの保護機能も追加した新サービス。
HTTPトラフィックをデジターが用意するプロキシを経由させることで、ユーザーが指定したカテゴリに属するWebページへのアクセスをブロック。その上で、専用システムによる多重層ウイルス/スパイウェアスキャンを実行する。
Webフィルタリング実行時には、リアルタイムに更新されるグローバルなURLブラックリストとの照合のほか、デジター独自のDNA分析技術を応用したスキャンを組み合わせることで、未知の有害Webページへのアクセスをブロックすることが可能という。
HTTP経由のウイルス/スパイウェア対策時には、独自の「Complete Contents Inspection技術」による多重レイヤースキャンを実行。データの奥深くに格納されたウイルスであっても確実に検知・駆除することができるとのこと。
■ URL
株式会社デジター
http://www.japan.digitar.com/
( 川島 弘之 )
2007/10/10 13:09
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