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日本コムシス、社内物品をRFIDタグで管理する「ラック型鍵管理システム」
日本コムシス株式会社は10月11日、オフィス内の情報セキュリティを強化する「ラック型鍵管理システム」を発表した。同月から提供を開始する。
ラック型鍵管理システムは、オフィス内の鍵やPC、CDやUSBメモリといった外部記憶媒体など、厳重な管理が必要な物品にRFIDタグを取り付けて、ラックに保管して管理するシステム。
ラック1台につき最大70個のRFIDタグを使用可能。ラック内のレイアウトはカスタマイズが可能なため、保管する物品の大きさや形状に合わせて自由にデザインすることができる。
ユーザーはPCを使って、保管している物品の中から「誰が」「いつ」「何を」利用するかを予約。利用する際には、IDカードをかざしてラックを解錠する。解錠と同時に、その利用者が予約した物品のRFIDタグの位置にあるLEDライトが発光。それ以外の物品を持ち出そうとするとアラームが発生するので、不正な物品の持ち出しを厳重に禁止することができる。
ラック扉の開閉、物品の取り出し、返却、不正な持ち出し行為など、すべての履歴を管理PCに蓄積することも可能という。
日本コムシスでは、初年度1億円の売り上げをめざす。
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URL
日本コムシス株式会社
http://www.comsys.co.jp/
ニュースリリース
http://www.comsys.co.jp/release/2007/10/post_49.html
( 川島 弘之 )
2007/10/11 13:30
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