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ESET、CTOのMiroslav Trnka氏
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未知のウイルス検知とパフォーマンスについて
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キヤノンシステムソリューションズ株式会社は10月29日、スロバキアESETの統合セキュリティソフト「ESET Smart Security」を販売開始すると発表した。11月8日からダウンロード版、パッケージ版を提供する。企業向けライセンスの発売時期は未定だが、2008年の早い時期となる見込み。
ESET Smart Securityは、ウイルス対策ソフト「NOD32アンチウイルス」の上位版となる製品。ウイルス・スパイウェア対策のほかに、パーソナルファイアウォール機能、迷惑メール対策機能を追加したことで、統合型セキュリティを実現した。
ESET、CTO(最高技術責任者)のMiroslav Trnka氏によれば、これら4つのモジュールが密に連携するよう設計されたのが特長で、独立したプログラムをバンドルするだけの他社製品よりも、高いパフォーマンスを発揮するという。
キヤノンシステムはその根拠として、HTTPによるファイルダウンロードを行い、ウイルス対策ソフトが動作している状態で、1MBのファイル作成に要した時間を計測した検証結果を紹介。この結果によると、ESET Smart Securityを導入した場合で4.28秒。トレンドマイクロ、マカフィー、シマンテック、カスペルスキーなどの他社製品はおろか、ウイルス対策ソフトが導入されていない場合の4.02秒と比べても、ESET Smart Securityによる性能劣化はほとんど見られなかったという。
ウイルス検出には、「ThreatSenseテクノロジ」という技術を採用。未知の新種マルウェアは「アドバンスドヒューリスティック機能」で防ぎ、新種マルウェアの亜種に対しては、一般的なシグネチャのほかに独自の遺伝子技術で対抗する。これらにより、新種ウイルスの約90%を検出できたとしている。
またESET Smart Securityのメイン画面では、インターフェイスの大幅な刷新が行われ、容易にセキュリティ状況を把握できる画面構成に変わった。また、標準設定のまま利用する画面構成と詳細設定できる画面構成を切り替え可能にすることで、操作性も向上している。
パッケージ版の価格は、クライアント当たり6800円(税別)。追加1ライセンスが4800円(同)。5ライセンス版が2万5800円(同)。ダウンロード版の価格は、クライアント当たり4000円(同)。
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刷新されたインターフェイス
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迷惑メール対策機能の画面
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パーソナルファイアウォールの画面
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■ URL
キヤノンシステムソリューションズ株式会社
http://www.canon-sol.co.jp/
ESET
http://www.eset.com/
ニュースリリース
http://www.canon-sol.co.jp/topics/20071029ess.html
( 川島 弘之 )
2007/10/29 16:05
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