サン・マイクロシステムズ株式会社(以下、サン)とソニーブロードバンドソリューション株式会社(SBS)は10月29日、サンのシンクライアント「Sun Ray」とFeliCaによるセキュリティソリューションの提供を開始すると発表した。
今回のソリューション提供にあたり両社は、インターフェイスプログラムの開発・実装・テスト・評価を行い、PKI認証を可能とするデュアルインターフェイスIC搭載FeliCaカードの、Sun Ray環境での利用を可能にした。これによって、社員証を利用した入退室管理や電子マネーなどのアプリケーションに加え、Windowsスマートカードログオン、WindowsのPKI認証を採用したメール送受信やWebアプリケーション利用、またユーザーが移動先でも自分のデスクトップ環境を再現できるようにするホットデスキングなどを、1枚のFeliCaカードで実現できるという。
両社では、セキュリティ確保、コンプライアンス強化、事務用端末管理の効率化などをを検討している企業、官公庁、教育機関などへ、今回のソリューションを積極的に提案するとのこと。なおサンでは、東京の用賀にある同社本社のCustomer Briefing Centerにおいて、顧客向けのデモ環境を設置し、このソリューションを体感できるようにするとしている。
■ URL
サン・マイクロシステムズ株式会社
http://jp.sun.com/
ソニーブロードバンドソリューション株式会社
http://www.sonybs.co.jp/
( 石井 一志 )
2007/10/29 11:29
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