米SonicWALLは11月26日、大規模環境にも対応できるSSL-VPNアプライアンス製品群「SonicWALL Aventail E-Class SSL VPN」を発表した。同日より国内での出荷を開始する。
SonicWALL Aventail E-Class SSL VPNは、SonicWALLが買収した米Aventailの製品をベースとするSSL-VPNアプライアンスで、最大50/250/2000名の同時接続数に対応可能な「EX-750/1600/2500」の3モデルが提供される。アクセスは、クライアントソフトの事前インストールが不要な、Webブラウザベースの「WorkPlace Access」や、事前にソフトをインストールすることで、あらゆるTCP/UDPのアプリケーションを利用可能にする「Connect Access」など、複数の方式をサポート。モバイル端末からのアクセスにも対応しており、さまざまなリモートアクセス環境や端末をサポートできる。
また、クライアント端末のセキュリティ状況をチェックし、ポリシーに従ってアクセスを制御する機能や、複数のSonicWALL Aventail E-Class SSL-VPNを一元的に管理できるポリシー管理機能なども利用できる。加えて、Aventailが独自に実現していた「デバイスウォーターマーク」機能により、万一端末が盗難などで失われた場合には、端末の証明書を検出してアクセス権を取り消すことも可能だ。
価格は、エントリー製品のEX-750で103万1000円(税別)から。現時点では、丸紅情報システムズでの取り扱いが決定しているとのことである。
■ URL
米SonicWALL 日本支社
http://www.sonicwall.com/japan/
製品情報
http://www.sonicwall.com/japan/products/products_sa_sslvpn.html
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