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コンソール画面
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キヤノンシステムソリューションズ株式会社(以下、キヤノンシステム)は11月30日、クライアントPCのパッチおよび脆弱性の管理を1台のサーバーで運用できるセキュリティ製品「Precision」を、12月13日より販売開始すると発表した。
Precisionは、仏cristonが開発したエンドポイントセキュリティ製品。クライアントPCのセキュリティホールを定期的に調査する脆弱性管理機能と、ネットワークに接続しているクライアントPCの未適用パッチを特定して配布するパッチ管理機能を備え、統一されたコンソールから実行できるのが特長。
脆弱性管理を行うVM(Vulnerability Management)、パッチ管理を行うPM(Patch Management)、デスクトップ管理を行うDM(Desktop Management)から構成され、必要なものだけを利用できるようになっている。
VMでは、IT資産を自動検出と脆弱性の評価と分析を行うスキャン機能を提供。さらに多様なレポート機能も備えている。PMでは、IT資産と未適用パッチを検出し、テスト済みのパッチを配布する機能を提供。同じくレポート機能を備える。DMでは、IT資産の自動検出とソフトウェア配布機能を提供し、ヘルプデスクツールが付属する。マスターサーバー1台と任意に中継サーバーを設置する形となる。
クライアントライセンスの価格は、VMが5000円(税別)、PMが8000円(同)、DMが1万円(同)。いずれもユーザーもしくは監視対象PC当たりの価格となる。サーバーライセンスの価格は、マスターサーバー+脆弱性スキャナで15万8000円(同)。
■ URL
キヤノンシステムソリューションズ株式会社
http://www.canon-sol.co.jp/
ニュースリリース
http://www.canon-sol.co.jp/topics/20071130precision.html
( 川島 弘之 )
2007/11/30 18:26
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