株式会社ステラーソリューションは12月5日、Webシステムアクセス認証ツール「検閲システム」を発表した。パッケージ版とASP版を2008年1月から販売を開始する。
検閲システムは、Webシステムに対する許可されていないクライアントPCの物理的なアクセスを制御するとともに、クライアントPCとWebシステムの接続状況を常時監視するセキュリティツール。
クライアントPCのハードウェア個体識別では、MACアドレスに加えてマザーボードのシリアル番号もチェックするのが特長。MACアドレスは技術に詳しい人間であれば変更することも不可能ではないため、マザーボードの製造メーカー名、モデル番号、バージョン番号、シリアル番号、システムBIOS番号などの不変情報を利用することで、高いセキュリティを確保している。この個体識別情報とID・パスワードを組み合わせて認証を行う。
許可されたクライアントPCとWebシステムの接続状況を常に把握するため、PCのログ情報(接続先URL、TCP/IP情報、ユーザー名など)を収集する。また、役職・氏名などさまざまな段階に応じて接続先の権限を管理できるとのこと。
動作環境は、サーバーがTurbolinux V10、PostgreSQL V7.4以上、Apache 2.0.51以上。クライアントがWindows 2000/XP。
パッケージ版の価格は、クライアントライセンスが5000円/ユーザーから。ASP版の価格は、クライアントライセンスが5000円/ユーザーから、月額使用料がクライアントライセンス総額の18%から。どちらも年間保守料金が別途必要となる。
■ URL
株式会社ステラーソリューション
http://www.stg.co.jp/
( 川島 弘之 )
2007/12/05 12:13
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