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マイクロソフトの月例セキュリティパッチ事前予告、12月は緊急3件含む7件


 マイクロソフト株式会社は12月7日、12日の提供を予定している月例更新プログラム(パッチ)について、事前情報を公開した。公開予定のセキュリティ更新プログラムは全部で7件。最大深刻度がもっとも上の「緊急」が3件、上から2番目の「重要」が4件となっている。

 「緊急」のパッチは、DirectX/DirectShowに関するものが1件、WMA/WMVファイルを扱うためのランタイムモジュール「Windows Media Format Runtime」に関するものが1件、Internet Explorerに関するものが1件。これらが含まれる多くのWindowsが影響を受ける。

 一方「重要」のパッチは、Windowsに影響するものが4件。これには、Windows Vistaにのみ影響するパッチが2件、Windows 2000 SP4/XP SP2のみを対象とするものが1件含まれている。

 あわせて、セキュリティ以外の優先度の高い更新プログラムも、Microsoft Update/Windows Server Update Servicesで6件、Windows Updateでは1件公開される予定。また通例通り、「Microsoft Windows 悪意のあるソフトウェアの削除ツール」の更新版も提供される。



URL
  マイクロソフト株式会社
  http://www.microsoft.com/japan/
  マイクロソフト セキュリティ情報の事前通知-2007年12月
  http://www.microsoft.com/japan/technet/security/bulletin/ms07-dec.mspx


( 石井 一志 )
2007/12/07 13:47

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