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監査対象を拡張したデータベース監査ツールの新版「PISO Version 3.2」


 株式会社インサイトテクノロジーは12月19日、データベース(DB)監査ツール「PISO」において、富士通製「Symfoware Server」に対応した「PISO Version 3.2」を発表した。価格は最小構成で460万円から。同日より出荷を開始する。

 PISOは、Oracle DatabaseおよびSQL Serverに対応したDB監査ツール。DBアクセスに対する制御や記録を行うことができる。新版では、富士通製DB「Symfoware Server V9」に対応した。

 DBを監査するに当たっては、Oracle Database対応版と同様、ネットワーク上を流れるパケットをモニタリングするのではなく、Symfoware Serverが利用するメモリ空間を直接監視する方式を採用しているのが特長。このため、監査に必要なログをすべて取得しても、DBの処理性能の劣化をほとんど起こさず利用できるという。

 また、富士通製のクラスタソフト「PRIMECLUSTER」にも対応。「Interstage Application Server V9」アプリケーションサーバーと組み合わせることで、アプリケーションで利用するユーザーIDやホスト名も、ログとして取得することができるとのこと。

 インサイトテクノロジーでは、2008年に30社への販売をめざす。



URL
  株式会社インサイトテクノロジー
  http://www.insight-tec.com/
  ニュースリリース
  http://www.insight-tec.com/news/press/071219.html


( 川島 弘之 )
2007/12/19 18:29

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