Enterprise Watch
最新ニュース

イーディーコントライブ、利用ログを取得可能な暗号化USBメモリ


 イーディーコントライブ株式会社は1月16日、暗号化機能付きUSBメモリ「SD-Container Log」を発表した。格納したデータを暗号化するだけではなく使用履歴を記録できる点が特徴で、2月下旬から販売を開始する。価格はオープンプライス。

 SD-Container Logは、パスワード認証によってデータ書き込みや取り出しを行えるUSBメモリ。同製品内へ書き込まれたデータに対してはAES 128ビットによる暗号化が強制的に施され、平文で書き込むことは一切できないため、暗号化のポリシーを一律適用できるという。

 最大の特徴は、USBメモリの操作ログが取得できることで、SD-Container Logの操作状況をログとして記録し、使用されるたびに、暗号化したログをインターネット経由でLogサーバーへ送信する仕組み。操作時にインターネットへ接続されていない場合でも、USBメモリ内へログが蓄積され、次回のインターネット接続時にまとめて送信される。取得可能な項目は、操作日時、操作対象ファイル名、操作内容、MACアドレス、IPアドレス、コンピュータ名、ログインアカウントなど。

 また万一の盗難・紛失時の対策として、USBメモリ内のデータをリモートから削除、もしくはロックする機能も備えた。管理者が管理ページから該当USBメモリの無効設定を行えば、当該USBメモリがインターネット接続環境で利用された際に、自動でデータが削除・ロックされるとのこと。

 ラインアップには、容量512MB/1GB/2GBの3製品が用意される。対応OSは、USBメモリが日本語版/英語版のWindows Vista/XP SP2/2000 Professional SP4、管理者ツールが日本語版のWindows Vista/XP SP2/2000 Professional SP4。



URL
  イーディーコントライブ株式会社
  http://www.ed-contrive.co.jp/
  プレスリリース
  http://www.ed-contrive.co.jp/topics/release/2008/080116.html


( 石井 一志 )
2008/01/17 15:15

Enterprise Watch ホームページ
Copyright (c) 2008 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved.