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LANDesk、ホスト型侵入防止機能をアドオンしたセキュリティ管理ツール


 LANDesk Software株式会社(以下、LANDesk)は1月30日、セキュリティ管理ソフトウェアの新版「LANDesk Security Suite(SS) 8.8」を出荷開始すると発表した。

 LANDesk SSは、企業内のセキュリティを包括的に管理できるツール。新版では、新たにUSBデバイス制御、無線LANアクセスポイントの検出、パッチ管理自動化といった機能が追加された。また、アドオン機能としてホスト侵入防御機能(HIPS)も提供する。

 USBデバイス制御では、USBの暗号化と読み込み/書き込みのコントロールが可能に。例えば、USBメディアへ送られたデータはすべて暗号化するというポリシーを、グループや部門単位で強制適用することができる。

 無線LANアクセスポイント検出機能では、無許可の無線アクセスポイントを検出し、情報の無断転送を防止できる。またアプリケーションブロックという機能により、さまざまなアプリケーションのブラックリストを作成し、利用制限を行うことも可能だ。

 パッチ管理機能では、LANDesk Process Managerとプロセスが統合されており、パッチ未適用マシンの検出から適用までを自動化することが可能。HIPSでは、ホワイトリスト作成やバッファオーバーフロー防御などの機能を実現している。



URL
  LANDesk Software株式会社
  http://www.landesk.co.jp/
  プレスリリース
  http://www.landesk.co.jp/Preview/Press.aspx?pressid=751

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( 川島 弘之 )
2008/01/30 17:45

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