株式会社シマンテックは1月31日、オールインワン型セキュリティ対策ソフトの新版「ノートン 360 version 2.0(v2.0)」の日本語パブリック・ベータ版を発表した。同日よりWebサイト上にて公開。製品キーを使ってインストール後、15日間限定で無償にて試用することが可能。評価期間は、1月31日から2月下旬ごろまでを予定する。
ノートン 360は、2007年3月に発売されたオールインワン型のセキュリティソフト。アンチマルウェアのほか、バックアップやチューンアップなどPCのメンテナンス機能も搭載するのが特長。ノートン 360の日本語パブリック・ベータ版が公開されるのは今回が初めてとなる。
v2.0の特長としては、正規Webサイトからマルウェアに感染するのを防ぐ「ブラウザープロテクション機能」、パスワードやWebフォームの入力をより安全に行える「ノートンIDセーフ」といったセキュリティ機能の強化をはじめ、バックアップ、チューンアップ機能の強化が挙げられる。
具体的には、セキュリティやパフォーマンスに関するタスクを自動化する「インテリジェントバックグラウンドスキャナー」の搭載、右クリックからの個別ファイルのスキャン実行、無線LAN接続や接続されたデバイスの状況を把握できる「ホームネットワークマップ」、さらに細かい設定をしたいユーザーにより分かりやすくなった「ナビゲーション」などだ。
バックアップ機能では、Windowsのエクスプローラとより密接に連動し、ファイルのバックアップ状況をエクスプローラ上で確認できるほか、バックアップ先としてBlu-rayやiPodが選択可能になった。
PCのチューンアップ機能では、タスク終了とともに自動でシャットダウンするオプションを搭載したほか、診断レポート機能により、トラブルシューティングや問題解決が容易になったという。
シマンテックでは、フィードバックに耳を傾けることで「ユーザーが製品の“使いやすさ”を最も評価していることが分かった。V2.0でも引き続きユーザーのニーズに応えられるよう同様のアプローチを採り、より高度に、よりシンプルに、かつ静かにユーザーを保護できるようにする」と説明している。
■ URL
株式会社シマンテック
http://www.symantec.com/japan/
ノートン 360 version 2.0ベータテストサイト
http://www.symantec.com/region/jp/norton360beta/
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( 川島 弘之 )
2008/01/31 12:15
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