センドメール株式会社と株式会社クラスキャットは2月5日、日本IBMのx86サーバーにウイルス/スパム対策機能や、送信ドメイン認証やサブミッションポートなどの設定機能を統合したアプライアンス新製品を発表した。ダイワボウ情報システム株式会社(DIS)が、「ウィルス/スパム対策インターネットサーバアプライアンス Version5」として2月18日より販売を開始する。
新製品は、日本IBMの「IBM System x 3550/3650 Express Advantage対応モデル」に、センドメールのスパムフィルタリング「Sendmail Anti-Spam」、メール統合管理製品「Mailstream Manager」、およびクラスキャットのサーバー管理製品「ClassCat Cute Server Manager Enterprise Edition 5.0(以下、ClassCat Cute SMEE)」などを搭載したアプライアンス製品。
Sendmail Anti-SpamおよびMailstream Managerで、コラボレーション方式のアンチスパム、ウイルス対策、情報漏えい防止、誤送信防止やメールポリシーの一元管理などを実現。ClassCat Cute SMEEで、SMTP認証やサブミッションポート、SSLセキュア接続などを含む、幅広いサーバー設定管理機能を提供する。
また、OSに「Red Hat Enterprise Linux 5.1」を採用し、Xen仮想化機能を利用したシステム構築を可能にしたのも特長。既存のメールシステムへの追加導入、または既存システムの置き換えにより、安全なメール環境を短期間で構築することができるという。
価格は、50ユーザー対応モデルが79万7100円(税別)、500ユーザー対応モデルが122万100円(同)、1000ユーザー対応モデルが188万6300円(同)。
センドメールとクラスキャットは、今後、日本IBMのビジネスパートナーを中心に販売網を充実させていく計画で、年間1000システムの販売を見込んでいる。
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Mailstream Manager管理者画面
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システムステータス画面
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ClassCat Cute SMEE、TCP/IP設定画面
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■ URL
センドメール株式会社
http://www.sendmail.co.jp/
株式会社クラスキャット
http://www.classcat.com/
ダイワボウ情報システム株式会社
http://www.pc-daiwabo.co.jp/
プレスリリース
http://www.sendmail.co.jp/company/press/html/20080205.html
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