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「KDDIセキュリティソリューション by LAC」が順次提供スタート |
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KDDI株式会社と株式会社ラックは2月6日、「KDDIセキュリティソリューション by LAC」の提供を順次開始すると発表した。ラックのノウハウを生かし、サービスの申込み、調査・分析と改善プランの提案、導入、運用管理から請求までの全フェーズにおいて、今まで以上に充実したセキュリティソリューションをネットワークサービスと一体にして、KDDIがワンストップで提供するという。 KDDIセキュリティソリューション by LACは、KDDIのネットワークやデータセンターにおけるオペレーション技術と、ラックのセキュリティ技術を組み合わせて提供する、法人向けセキュリティソリューション群の総称。 サービスメニューは、「KDDIセキュリティコンサルティングソリューション by LAC（以下、KDDIセキュリティコンサル）」「同セキュリティ診断ソリューション by LAC（以下、KDDIセキュリティ診断）」「同セキュアシステム構築ソリューション by LAC（以下、KDDIシステム構築）」「同セキュリティ監視ソリューション by LAC（以下、KDDIセキュリティ監視）」の4つ。 KDDIセキュリティコンサルでは、技術・組織両面におけるセキュリティの課題について、セキュリティコンサルタントがセキュリティ対策の立案・実施をワンストップで支援。具体的には、ISMS認証やプライバシーマーク認証の取得支援、情報セキュリティポリシー策定、総合セキュリティ評価、セキュリティ技術者常駐、などを行う。KDDIの国内・海外を包含するサポート力とラックのコンサルティング力を合わせて実現するとのこと。 KDDIセキュリティ診断では、Webサイト上のアプリケーションやサーバー、ネットワーク機器、データベースに対して脆弱性診断を行い、潜在的セキュリティリスクの洗い出しを行う。具体的な内容は、プラットフォーム診断、Webアプリケーション診断、データベース診断、ソースコード診断の4種類。 KDDIシステム構築では、セキュアサーバー設計構築ソリューション、ログ統合管理システム設計構築ソリューションの2種類を用意。前者では、情報収集から対策実現、継続的な維持作業までをサポートする。後者では、ログ管理システムの導入コンサルティング・設計・構築・導入までの一連の作業を、コンプライアンス対応やセキュリティポリシー策定などと併せて提供する。 KDDIセキュリティ監視では、KDDIのデータセンターとラックのセキュリティ監視センター「Japan Security Operation Center（JSOC）」を融合させ、顧客のネットワーク内に設置されたファイアウォール、IDS/IPSのログをリアルタイムに監視することで、ユーザーを不正アクセスから保護する。 ログ分析の結果、顧客ネットワークに影響があると判断した場合は、セキュリティアナリストが連絡を行い、攻撃の内容や対処方法をアドバイス。併せて機器の稼働監視も行い、障害が発生した場合の復旧作業までサポートするという。 なお提供開始時期は、KDDIセキュリティコンサル/セキュリティ診断/システム構築が2月6日より、KDDIセキュリティ監視が4月1日より。 ■ ＵＲＬ KDDI株式会社 http://www.kddi.com/ 株式会社ラック http://www.lac.co.jp/ ニュースリリース http://www.kddi.com/corporate/news_release/2008/0206/index.html
（ 川島 弘之 ）
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