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発行・管理の手間が軽減できるサイバートラスト製のEV SSL証明書


 サイバートラスト株式会社は2月20日、EV SSL証明書「SureServer EV」の提供を3月初旬より開始すると発表した。

 「SureServer EV」は、アドレスバーを緑色に変色する機能を持つEV SSL証明書。各社から提供されているが、サイバートラスト製品の特長としては、携帯電話や「Trusted Webシール」に対応する点などが挙げられる。Webブラウザ上で時刻表示をする同シールは、サイバートラストにより認証されたWebサイトであることを証明するもので、リアルタイム生成、フィッシング対策に有効なコピープロテクト機能が実装されている。

 また、「有効期間合わせ」が可能となっており、サーバー証明書更新の運用効率を上げる意味で、バラバラの証明書有効期限を任意にそろえることができる。さらに発行権限をユーザー自社で管理する「SureHandsOn」サービスにも対応。厳格な審査を行うEV SSL証明書においては、審査によるリードタイムが長くなることが予想されるが、同サービスで事前に手続きをしておけば、ユーザーは24時間365日いつでも必要なときに証明書が発行できる。

 一度申請に必要な情報を入力すると、以降はリストから選択するだけで入力できるダッシュボード「SureBoard」も提供される。申請の手間を省くだけでなく、サーバー証明書のステータス管理(申請中、発行済み、失効)を一覧表で確認することも可能だ。

 価格は、1年間で15万円(税別)、2年間で27万6000円(同)。6月末日までは通常価格の10%割引となるキャンペーンも実施する。

 なお、他社のサーバー証明書から乗り換える場合、有効期限が1年以内であれば、その期間分を無償提供するとのこと。通常のSSL証明書「SureServer」からのアップグレードプランも用意している。



URL
  サイバートラスト株式会社
  http://www.cybertrust.ne.jp/
  プレスリリース
  http://www.cybertrust.ne.jp/info/2008/080220.html

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  ・ サイバートラストがEV SSLを説明-「鍵マークの信頼崩壊と同じ轍は踏まない」(2007/02/21)


( 川島 弘之 )
2008/02/20 17:53

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