日立電子サービス株式会社(日立電サ)は2月27日、セキュリティゾーンへのハンズフリー入室に対応した物理セキュリティマネジメントシステム「Webvisor 入退室管理システム(以下、入退室管理システム)」を発表した。3月から提供を開始する。
入退室管理システムは、ミューチップやFeliCaなどのICタグ認証や生体認証を活用して、入退室の物理セキュリティを実現するアクセスコントロールシステム。今回、電池を内蔵し自ら電波を発信して情報の送受信を行う「アクティブRFIDタグ」を使った認証機能を追加することで、ハンズフリーでの入退室が可能になった。例えば、手術室など衛生上両手が使えない医療機関や食品工場などでの利用シーンを想定している。
さらに、上記に挙げた複数の認証デバイスによる入退室記録と、カメラによる映像監視記録を連動させて、区画ごとにセキュリティレベルを設定する「ゾーンセキュリティ」の運用向上を実現。レベルに応じて異なる認証方式を採用できるとともに、それらの記録を一元的に管理できるようになった。
ログ管理性品の「SecureEagle/SIM」との連携で、物理セキュリティ・クライアント・ネットワークなどのセキュリティログ(200種以上)を集中管理、相関分析することも可能という。
■ URL
日立電子サービス株式会社
http://www.hitachi-densa.co.jp/
ニュースリリース
http://www.hitachi-densa.co.jp/news/2080849_17605.html
( 川島 弘之 )
2008/02/27 12:51
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