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東京エレクトロンデバイス、ホワイトリスト方式のソフト構成変更管理ツール |
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東京エレクトロンデバイス株式会社は3月11日、米Solidcore Systemsのソフトウェア構成変更管理製品「S3 Control」を同日より販売すると発表した。 S3 Controlは、独自技術「Solidification」により正常にインストールされた状態のプログラムをホワイトリスト化。以降の変更をリアルタイムにトラッキングしたり、リスト外のコードは実行不可能にしたりすることが可能な製品。これにより、コードの改ざんや乗っ取りを狙った攻撃からプログラムを保護するセキュリティ対策や、データの不正改ざん・システム変更などに対するコンプライアンス対策が実現する。また、ユーザーの操作ミスからもシステムを保護することが可能となる。 ホワイトリストは自動で生成される。ブラックリスト対策で問題となるデータベースの肥大化がなく、CPU負荷もほとんどないためアプリケーションに影響を及ばさないとする。またシステムの変更は管理者権限でのみ可能で、公開鍵・秘密鍵と署名に基づく認証により、ほかのユーザーの更新も許可することができる。 組み込み向けの「S3 Control Embedded」も提供する。東京エレクトロンデバイスでは、従来培ってきたマイクロソフト製Embedded製品の販売ノウハウを生かし、2008年度はS3 Control Embeddedの販売に注力する方針で、2億円の売り上げを見込む。2009年には、エンタープライズ顧客に対してS3 Controlを提供する体制を整える予定としている。 ■ ＵＲＬ 東京エレクトロンデバイス株式会社 http://cn.teldevice.co.jp/ プレスリリース http://cn.teldevice.co.jp/press/2008/press_080311.html
（ 川島 弘之 ）
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