イーディーコントライブ株式会社は3月13日、企業の取り扱う大切な機密情報や個人情報を安全に配布するための「ドキュメントプロテクションサービス(以下、DPS)」を発表した。3月17日から提供を開始する。
DPSは、CD/DVDなどのメディアにデータを記録し配布する際に、データの利用制限およびメディアの複製防止加工を施すセキュリティサービス。配布データの利用目的と環境により、「閲覧」「印刷」の利用制限を自由に設定することが可能だ。要望に応じて「編集」「保存」の利用制限にも対応する。
プロテクトと利便性をてんびんにかけた場合に、利便性を重視するサービス「ProRing」とセキュリティを重視するサービス「Star Force Lite」の、目的に応じた2種類のメニューを用意。前者では、ファイルを暗号化し利用制限を設定した上で、ProRing技術によりメディアに複製防止とデータコピー防止加工を施す。ダブルクリックのみでデータ閲覧が可能。後者では、より高いセキュリティ強度を持つStar Force技術で同様の加工を施す。ダブルクリックをしたあとStar Forceキーコードを入力して認証を行うことでデータ閲覧が可能。
なお、CD/DVDのデータプロテクトだけでなく、CD/DVDのプレスパッケージ制作から、こん包・出荷など加工物流もワンストップで代行するサービスや、メールやファイルサーバーを使ってデータを配布するオンラインソリューションも提供するとしている。
■ URL
イーディーコントライブ株式会社
http://www.ed-contrive.co.jp/
プレスリリース
http://www.ed-contrive.co.jp/topics/release/2008/080307.html
( 川島 弘之 )
2008/03/13 17:22
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