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メールの添付ファイルをWeb経由でやり取りする情報漏えい防止ソフト


送信時の画面

受信時の画面
 株式会社HDEは3月18日、安全な添付ファイル送信を実現するソフト「HDE Secure Mail for Online Storage(以下、HSMOS)」を発表した。3月31日から販売を開始する。

 HSMOSは、ファイルを添付したメールの誤送信による情報漏えいを防止するソフト。送信メールの添付ファイルをサーバー側で自動的に取り除いて保管し、受信者にはダウンロード用URL付きのメールに変換して送信するとともに、別途ログインパスワードを記載したメールを送信することで、あて先間違いによる情報漏えいを防止する。

 受信者はURLにアクセスしWeb経由でダウンロードする形となるため、万が一あて先を間違えてメール送信しても添付ファイル自体は届かず、受信者がダウンロードする前であれば、送信者がファイルを削除することも可能。これにより安全な情報のやり取りが実現するという。

 ログインパスワードは、システムで自動的に通知する方法と、送信者が任意で通知する方法を選択可能。通常、ランダムパスワードが割り振られるが、送信者と受信者の組み合わせごとに固定のパスワードを設定することもできるという。

 そのほか添付ファイルの保管期間を指定する「システム管理機能」や、添付ファイルが無事にダウンロードされたかどうかを確認できる「添付ファイルダウンロード履歴確認機能」などを備える。

 価格は、100ユーザーで105万円から。年間サポート費用は製品の15%で、FAX・メールによる10インシデントまでの問い合わせ対応、およびソフトの無償バージョンアップ権が提供される。


システム管理画面 詳細設定画面


URL
  株式会社HDE
  http://www.hde.co.jp/
  プレスリリース
  http://www.hde.co.jp/press/pressrelease/release.php?rd=200803180


( 川島 弘之 )
2008/03/19 17:29

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