富士ゼロックス株式会社は3月24日、「ファクス誤送信抑止システム」を発表した。4月14日から販売を開始する。
ファクス誤送信抑止システムは、デジタル複合機「ApeosPortシリーズ」と日本オプロのソフト製品「F抑 Ver4.0 for Apeos Business Center Edition(以下、F抑)」を連携させ、FAX送信業務の細かな作業ステップごとにシステム化することでFAX誤送信を防止するソリューション。同社が「ヒューマンエラーの撲滅をめざした」と表現するように、徹底して誤送信を防ぐ仕組みを採り入れているのが特徴だ。
まず送信内容の間違いを抑止する機能として、厳密な承認フローを採用している。FAX送信の際には、ApeosPortの操作画面からあらかじめ登録されたあて先名を指定。すると承認者にメールで連絡が届き、承認者が送付先と内容に誤りがないか確認しないと送信できない仕組みだ。承認者は送信原稿の内容をプレビューしないと承認できない仕組みになっている。
さらに、そもそもあらかじめ登録されていたあて先が間違っていた、ということのないように、送信あて先の登録間違いを抑止する機能も搭載。新規にあて先登録する際、PCからテスト送信を行い、先方での受信を電話で確認が取れた場合に限り、システムに登録することが可能という。
富士ゼロックスでは、同システム販売開始に伴い、設計・構築サービスや導入教育などのサポートメニューも提供する予定。
■ URL
富士ゼロックス株式会社
http://www.fujixerox.co.jp/
日本オプロ株式会社
http://www.opro.net/
ニュースリリース
http://www.fujixerox.co.jp/release/2008/0324_fax.html
( 川島 弘之 )
2008/03/24 16:23
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