エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社(以下、NTT Com)は3月27日、ネットワークの提供からセキュリティ対策まで含めたトータルソリューション「グローバルUTMマネジメントサービス」を発表した。同社が提供するIP-VPNサービス「Arcstar IP-VPN」の顧客を対象に、4月1日よりを開始する。
グローバルUTMマネジメントサービスは、企業・団体におけるセキュリティポリシーの策定から導入・構築・保守、さらにインシデント発生時の対応までを含めてパッケージ化したもの。Arcstar IP-VPNで接続される顧客の拠点ごとにUTM(統合脅威管理)機器をレンタル提供し、海外も含めて統一されたセキュリティ対策を実現するという。
またセキュリティ運用・サポートについては、NTT Comセキュリティオペレーションセンタ(SOC)、UTM機器ベンダー、外部のセキュリティ専門研究センターが連携して提供するとのこと。NTT Comでは一例として、危険なセキュリティイベントが検知された場合は、アラート情報をシステム管理者へ迅速に通知し、24時間365日対応によるベント解析・対策提案と早期の復旧を行うとしている。
提供エリアは、日本や米国をはじめ、英国、フランス、ドイツ、オランダといった欧州地域、韓国、中国、香港、台湾、タイ、オーストラリアなどのアジア地域、ブラジルなどで、順次拡大していく予定。
■ URL
エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社
http://www.ntt.com/
ニュースリリース
http://www.ntt.com/release/monthNEWS/detail/20080327.html
( 石井 一志 )
2008/03/27 17:08
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