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CSEとエアー、メールのポリシー違反状況をグラフ化する「WISE Analyzer」


 株式会社コンピュータシステムエンジニアリング(CSE)と株式会社エアーは3月31日、両社が販売するアーカイブ&フィルタシステム「WISE Audit」の新オプションとして、メールポリシー違反の統制を支援するログ分析ツール「WISE Analyzer」を発表した。

 WISE Auditは、メールアーカイブと検索性を実現するとともに、ポリシーの設定とフィルタリングを行えるソフト。新オプションのWISE Analyzerでは、WISE Auditで検知したポリシー違反メールを量的に計測し、グラフ化することができる。

 私用メール、情報漏えいメール、誹謗(ひぼう)中傷メール、その他(ユーザー定義)の4分野について、任意のフィルタを指定して継続的に統計を取ることが可能。複数のフィルタを組み合わせることで、月次のグループ別ヒット数をグラフ化する「月別部署比較」、グループ別に1年間の違反メール推移をグラフ化する「過去の推移」、グループ内で違反の多かったメンバーを上位からリストアップする「ランキング」、ランキング上の各メンバーの送信先をマップ化する「相関図」などが参照できる。

 そのほか相手別・送受信別・違反率などから違反メールの一覧を表示することも可能で、具体的なメール内容を表示することもできるとのこと。

 対応OSは、Red Hat Enterprise Linux AS/ES 4。価格は50万円からで、別途WISE Audit本体が必要。



URL
  株式会社コンピュータシステムエンジニアリング
  http://www.csenet.co.jp/
  株式会社エアー
  http://www.air.co.jp/
  プレスリリース(PDF)
  http://www.air.co.jp/release/release46.pdf

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  ・ 検索機能を強化したメールアーカイブソフト「WISE Audit」新版(2007/12/03)


( 川島 弘之 )
2008/03/31 17:05

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