日立電子サービス株式会社(以下、日立電サ)は4月1日、統合セキュリティログ管理ソリューション「SecureEagle/SIM」において、システムの運用をサポートする新機能を追加すると発表した。同日から提供を開始する。
SecureEagle/SIMは、約300種類のログをリアルタイムに相関分析することで、ITシステムで発生するセキュリティインシデントをモニタリングし、的確なレポーティングによってIT統制を支援する製品。同製品に今回、セキュリティシステム運用やセキュリティ定期診断を、ユーザーに代わって日立電サがリモートで対応するための新機能が追加された。
運用支援機能では、ウイルス対策システムや不正侵入防御システム、ファイアウォールなどを対象に、日立ソリューションサポートセンターから日立電サがリモートで運用代行を行う。これによりユーザーは、セキュリティシステムの運用作業から監視・分析、レポーティングに至るまで完全にアウトソースが可能になる。
一方のセキュリティ定期診断では、同じく日立電サがリモートでサーバーの脆弱性を年1回程度の頻度で診断。ベンダから提供されるパッチ情報を分析し、ユーザーのシステムへの影響度などを調査するという。これによりユーザーは従来のサービスに比べ約1/5の診断コストで、セキュリティレベルの維持が可能になる。
■ URL
日立電子サービス株式会社
http://www.hitachi-densa.co.jp/
ニュースリリース
http://www.hitachi-densa.co.jp/news/20080401.html
( 川島 弘之 )
2008/04/01 18:15
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