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東芝ITサービス、マルチOS対応やスケーラビリティを強化したセキュリティ診断ツール


 東芝ITサービス株式会社は4月3日、サーバー向けセキュリティ診断ツールの新版「セキュドック<センター> Version2.0」を発表した。

 セキュドック<センター>は、多数のサーバーのセキュリティ状態を一括して診断・管理可能な統合型診断ツール。診断対象サーバーのセキュリティポリシー対策状況について、アカウント、システム監査、パスワード、セキュリティパッチなどの状況を検査できる。また、「適正なアカウント管理」「確かなセキュリティパッチ適用」「安全なパスワード設定」などの状況をレポート出力することも可能だ。

 今回の新版では、Windows Serverに加えて、UNIX、Linuxに対応し、OS混在環境でも統合的にセキュリティ診断を行えるようになった。また、大規模ユーザー向けに管理能力を強化し、最上級製品では、最大で1000台までのサーバー診断を1台のマネージャから管理できるとのこと。さらに、レポート機能や診断スケジュール機能、コンソール操作性などを改善し、ユーザビリティの向上も図った。

 価格は、マネージャソフトが80万円から、エージェントが10台分のライセンスを含み60万円から。診断対象となるOSは、Windows 2000 Server SP3以降/Server 2003 SP1以降、Solaris 2.6/7/8/9/10、HP-UX 11.00/11.11/11.23、AIX 5.1/5.2/5.3、Red Hat Enterprise Linux 2.1/3/4。

 東芝ITサービスでは、今後3年間で10億円の販売を見込んでいる。



URL
  東芝ITサービス株式会社
  http://www.it-serve.co.jp/
  ニュースリリース
  http://www.it-serve.co.jp/topics/20080403.htm


( 石井 一志 )
2008/04/03 16:37

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