クエスト・ソフトウェア株式会社は4月7日、ログ監査ソリューション「InTrust9.6J」を発表した。あわせて、InTrust向けのテンプレート集「日本版SOX法対応レポートパック」も発表した。
InTrustは、企業内の各種情報システムから出力されるログデータを自動収集・保管する製品。WindowsやLinux、UNIXなどマルチプラットフォーム構成のシステムやデバイスに対応。収集したログデータは約40分の1まで圧縮・暗号化して保存することができる。収集したログデータは、300種類以上用意されているレポートテンプレートを利用して、好みの形式で監査レポートの出力に対応している。
最新版のInTrust9.6Jでは、ログ収集、リアルタイムアラート機能を拡張。また、管理画面上でユーザーごとの権限設定ができるようになった。そのほか、日本版SOX法サポート機能として、複数の同社製品のレポートを一元的に閲覧できるポータルサイト「マルチリンガル版Quest Knowledge Portal」の使用が可能となっている。
あわせて発表された日本版SOX法対応レポートパックは、日本版SOX法の内部統制実施基準に則したレポートテンプレートをまとめた製品。各テンプレートを利用することで、InTrustで収集されたログデータから日本版SOX法対応の正式な監査レポートを作成できる。
■ URL
クエスト・ソフトウェア株式会社
http://www.quest.com/japan/
プレスリリース
http://www.quest.com/japan/information/pr080407.asp
( 福浦 一広 )
2008/04/07 16:30
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