|
IDP8200
|
ジュニパーネットワークス株式会社(ジュニパー)は4月8日、不正侵入防御(IPS)アプライアンス「IDPシリーズ」の最新モデル4製品を発表した。シリーズ最上位となる「IDP8200」と、「IDP75」「IDP250」「IDP800」が提供される。
IDPシリーズは、侵入検知・防御機能を備えたアプライアンス製品で、ステートフル検知・防御技術を採用しているため、アプリケーションレベルへの攻撃も排除できるという。また、セキュリティパッチ配布前のシステムをワームなどのマルウェアから防御する「仮想パッチ」用途でも利用可能。さらに、日本語のレポーティング機能が搭載されているので、管理者はネットワーク状況の把握を容易に行えるとのこと。
今回の新製品のうち、IDPシリーズの最上位製品となるIDP8200は、業界最速クラスとなる最大10Gbpsのスループットを備える大規模環境向けのモデル。パフォーマンスを犠牲にすることなく、ネットワークトラフィックを正確に監視・管理可能であり、また信頼性面も、モジュラー型I/O、内蔵型バイパス機能、コントロールプレーンとデータプレーンの分離などによって確保されているとした。
ほかの3製品は、既存製品を補完する位置付けで、150Mbps~1Gbpsの帯域、1万~50万のセッションをカバーしており、小規模事業所からサービスプロバイダレベルまでの幅広い環境へ、侵入検知機能を提供できる。なお信頼性確保のため、各製品ともバイパス機能を搭載している。
■ URL
ジュニパーネットワークス株式会社
http://juniper.co.jp/
プレスリリース
http://juniper.co.jp/company/presscenter/pr/2008/pr-080408.html
( 石井 一志 )
2008/04/08 14:25
|