NECネクサソリューションズ株式会社(以下、NECネクサ)は4月8日、ホスト型のWebアプリケーションファイアウォール(WAF)ソフトウェア「SOLVDEFENCE OnSite」の新版「同 Ver.3.0」を発表した。4月18日より提供を開始する。
SOLVDEFENCE OnSiteは、従来型のファイアウォールでは防御できない、Webアプリケーション特有の攻撃を防御するためのソフトウェア。Windows Serverで構築されたWebサーバーへインストールするホスト型の製品で、SQLインジェクションやクロスサイトスクリプティングなど、Webサーバーを狙った攻撃を検出・防御できるという。
複数のサーバーからのデータを1つのサーバーへ集約する場合に、通信を暗号化する機能を搭載したほか、Webブラウザコンソール機能を採用し、Webブラウザから管理者が詳細なログファイルを参照できるようにした。また、メタデータによる設定情報管理機能に対応し、各種設定情報は、暗号化されたXMLファイルに統合された。
価格は、1サーバーあたり48万円/年から。NECネクサでは、関連する売り上げを含めて、今後3年間で5億円の販売を見込んでいる。
■ URL
NECネクサソリューションズ株式会社
http://www.nec-nexs.com/
プレスリリース
http://www.nec-nexs.com/news/press2008/0408.html
( 石井 一志 )
2008/04/08 14:24
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