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日本IBMがISS買収後の新サービスを発表、IPSを月額レンタル


専用機器

SOCの様子
 日本アイ・ビー・エム株式会社(以下、日本IBM)は5月19日、中堅中小企業向けのセキュリティソリューション「IBM X-Force Office Guard Pack Express(以下、X-Force OGPE)」を発表した。

 X-Force OGPEは、2006年に米IBMが買収した米Internet Security Systems(ISS)の「X-Force」を活用したセキュリティソリューション。X-Forceは、世界の複数箇所に設置したセキュリティセンター「SOC」でインターネット上のセキュリティを監視、プロアクティブに対応するサービスである。

 今回、日本IBMが発表したサービスでは、ISSの主力製品の1つであったIPS(不正侵入防止製品)専用機器を月額レンタル。加えて、IBMのセキュリティ専門家によるSOCからの24時間運用・監視サービスを提供する。

 機器レンタルという形式を採ることで、月額4万6800円という低価格を実現したのが特長。これにより高額なIPSを自前で導入できない中堅中小企業の開拓を図る。

 現在、SOCは全世界の7カ所に拠点展開されており、世界中で発生しているWebサイトへの攻撃に関して、最新情報の収集、攻撃の傾向分析などを行っている。X-Force OGPEを利用するユーザーには、世界規模で蓄積された最新情報とノウハウを活用し、最適なセキュリティソリューションを提供するとしている。



URL
  日本アイ・ビー・エム株式会社
  http://www.ibm.com/jp/
  プレスリリース
  http://www-06.ibm.com/jp/press/2008/05/1901.html

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( 川島 弘之 )
2008/05/19 18:16

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