キヤノンITソリューションズ株式会社(キヤノンITS)は5月19日、ウイルス対策ソフトウェア「NOD32アンチウイルス」の新版「ESET NOD32アンチウイルス V3.0」を発表した。新版より、製品名に開発元であるESETを追加し、ESETブランドとして展開される。販売開始は6月13日より。
NOD32アンチウイルスは、スロバキアのESETが開発したウイルス対策ソフトウェア。高速・軽量に動作するほか、独自のヒューリスティック機能を採用し、ウイルス定義データベースにない新種のウイルスも含めた、高い検出率を持つ点が特徴という。
今回の新版では、従来よりもさらにエンジンの最適化を行い、検出力、軽快さを向上させた。また、セキュリティの状態をアイコンで表示し、視覚的にも設定・操作しやすくした新ユーザーインターフェイスを採用。初心者向けの「標準モード」と、カスタマイズ設定が可能な「詳細モード」を用意することで、異なるユーザー層へもアプローチできるようにした。
さらに、初心者でもすぐに利用できるクイックインストールの採用や、バックグラウンドでPCをスキャンする機能、ウイルスやスパイウェアを自動駆除する機能の追加などが行われている。
価格は、1ライセンス版が4800円(税別)で、追加購入用のライセンスが3480円(同)。OSは、Windows Vista/XP/2000 Professional SP4などに対応し、従来通り、x64版もサポートしている。
■ URL
キヤノンITソリューションズ株式会社
http://www.canon-its.co.jp/
ニュースリリース
http://www.canon-its.co.jp/company/news/20080519nod.html
( 石井 一志 )
2008/05/19 18:25
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