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日立システム、米ImpervaのWAFを取り扱い開始-関連サービスも提供
株式会社日立システムアンドサービス(以下、日立システム)は6月10日、東京エレクトロンデバイス株式会社と販売代理店契約を締結し、米Impervaのセキュリティアプライアンス「SecureSphere」の取り扱いを開始すると発表した。6月11日より販売を開始する。
SecureSphereは、Webアプリケーションを防御するためのWebアプリケーションファイアウォール(WAF)製品。正常な通信のルールから外れる通信を攻撃とみなしてブロックする手法により、SQLインジェクションやクロスサイトスクリプティングなどの攻撃からWebアプリケーションを保護するという。また、ここで利用される正常なルールは自動で学習されることから、導入に要する工数や期間を短縮できる特徴を持つとのこと。
価格は、エントリーの「SecureSphere G4 WAFアプライアンス」で595万3500円から。日立システムではSecureSphereの特徴を生かして、Webサーバーへの不正アクセスを防止するWAFソリューションとして販売する考えで、ハードウェアの販売だけでなく、設計サービスや構築・テストサービス、ポリシーチューニングサービスもあわせて提供する。同社では、通信サービス業や、金融、証券、保険、製造業、官公庁などを主な対象として販売を進め、今後3年間で3億円の販売を見込む。
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URL
株式会社日立システムアンドサービス
http://www.hitachi-system.co.jp/
ニュースリリース
http://www.hitachi-system.co.jp/press/2008/pr080610.html
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