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センドメール、情報漏えい機能を強化したメールセキュリティ統合管理ソフト


 センドメール株式会社は6月10日、メールセキュリティ統合運用・管理ソフトの新版「Mailstream Manager 3.0 日本語版」を発表した。同日から販売を開始し、出荷はLinux版が6月16日、Solaris版が7月21日からとなる。価格はオープン。

 Mailstream Managerは、メールゲートウェイからメールボックスまで、すべてのメールシステムを対象に、ウイルス・スパム対策、情報漏えい防止、誤送信防止やメールポリシー設定・実施を一元的に行う製品。

 新版では、設定したポリシーに沿って暗号化が必要なメールを自動判定し、S/MIMEによるメール本文の暗号化、添付ファイルのパスワード付きZIP圧縮をサーバー側で自動で行えるようになった。

 また、コンプライアンスやポリシーに違反している可能性のあるメールを、送信前にサーバー側で隔離し、インシデントとしてどのように処理をしたかを記録・管理する機能も追加された。メール監査を行う管理者は、WebベースのGUIにより、発生したインシデントや対応内容をタイプ別、送信者アドレス別、重要度別などの条件で効率的に把握することが可能という。

 センドメールでは、初年度4億6000万円の販売を見込む。



URL
  センドメール株式会社
  http://www.sendmail.co.jp/
  プレスリリース
  http://www.sendmail.co.jp/company/press/html/20080610.html

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( 川島 弘之 )
2008/06/10 17:47

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