トレンドマイクロ株式会社は6月26日、法人向け製品ライセンスプログラムを一新すると発表した。新プログラム「Trend Micro Reliable Security License(TRSL)」を8月1日より開始する。ラインアップや販売ルールをシンプル化してわかりやすくするとともに、Webサイトなどの信用度を評価付けする「レピュテーション」機能の普及を目指すという。
TRSLでは主要製品に対し、このレピュテーション機能を標準で同梱。現行のライセンスプログラムで同等機能をオプションで購入する場合と比べて、割安な価格で提供するという。例として、Webレピュテーション機能を含む、クライアント/サーバー向けの「Client/Server Suite Premium」では、現行の「Client/Server Suite アドバンス」「Webセキュリティサービス」「Control Manager エンタープライズ」の合計と比べて最大42%引きの価格で提供される。
一方、メール対策の「InterScan Messaging Security Suite Plus」では、E-mailレピュテーション機能を同梱し、現行の「InterScan Messaging Security Suite」「Spam Prevention Solution」と比較すると、最大38%引きの価格になるとのこと。
また、製品ラインアップを23品目から15品目へ整理したほか、製品によって5パターン(5~50ライセンス)あった購入時の最低ライセンス数を、2パターン(5もしくは10ライセンス)へあらためる、ボリュームディスカウントの価格帯を24ランクから12ランクへ集約する、といった整理・最適化を行っている。加えて、現在は新規購入価格の40%引きに設定されている他社からの乗り換えライセンスを、新ライセンスでは50%引きとした。
なお、新ライセンスへの移行期間も設けられており、現行のライセンスプログラム「License for Enterprise Information Security」も、2009年9月30日まで利用可能としている。
■ URL
トレンドマイクロ株式会社
http://www.trendmicro.co.jp/
ニュースリリース
http://jp.trendmicro.com/jp/about/news/pr/article/20080625070218.html
( 石井 一志 )
2008/06/26 13:52
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