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日立システム、トレンドマイクロ製情報漏えい防止製品「LeakProof」の販売を強化 |
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株式会社日立システムアンドサービス（以下、日立システム）は7月3日、トレンドマイクロ株式会社の情報漏えい防止製品「Trend Micro LeakProof 3.0」を販売開始すると発表した。 LeakProofは、アプライアンスとエージェントソフトウェアを組み合わせ、クライアントPCからの情報漏えいを防止する製品。日立システムでは2007年6月に米Provillaと販売代理店契約を締結し、製品の販売を開始してきたが、そのProvillaが2007年10月にトレンドマイクロに買収されていた。今回日立システムでは、新たにトレンドマイクロと販売代理店契約を締結。LeakProofのマスターディストリビュータとして、国内での販売・サポート体制を強化・拡充していくという。 LeakProofの特徴は、独自技術「DataDNA」によってフィンガープリントを作成し、ファイルの特徴から機密情報を識別する点。ファイル名にとらわれない識別が可能なため、より厳密な対処が可能という。また最新版であるLeakProof 3.0では、Windows Vistaへ対応したほか、社内PCと社外PCで別の規制ルール適用を可能にしたり、機密データであっても暗号化して持ち出せるようにしたり、といった機能を追加し、利便性を強化した。セキュリティ面では、プリントスクリーンの禁止機能が追加されている。 日立システムでは、こうした特徴を持つLeakProofのマスターディストリビュータとして、幅広い業種に向けての販売を行っていく考え。製品とソリューションをあわせて、今後3年間で15億円の販売を見込んでいる。 ■ ＵＲＬ 株式会社日立システムアンドサービス http://www.hitachi-system.co.jp/ プレスリリース http://www.hitachi-system.co.jp/press/2008/pr080703.html ■ 関連記事 ・ 日立システムが情報漏えい防止システムを発売、ファイルの特徴点から情報流出を阻止（2007/06/13） ・ トレンドマイクロ、情報漏えい対策ベンダーの米Provillaを買収（2007/10/26）
（ 石井 一志 ）
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