株式会社インテリジェントワークスは7月10日、小規模オフィスに特化したPC操作ログ監視・IT資産管理ツール「コンテンツウォッチャー・スマート(CWS) スモールオフィス」を発表した。同日から提供を開始する。
CWS スモールオフィスは、印刷業や広告代理店、デザイン事務所などの、業務にWindows/Macを混在利用しているような小規模な企業オフィスを対象としたPC操作ログ監視・IT資産管理ツール。特長は、管理者PCへクライアントPCの操作ログをダイレクトに収集できる点。このため、他製品のように管理用サーバーを用意する必要がなく、導入が容易という。管理者PC1台で、WindowsあるいはMacを搭載したクライアントPCを20台まで管理することができる。
取得可能なログは、各クライアントPCのログイン/ログアウト、アプリケーション利用ログ、ファイル操作ログ、アクティブウインドウログ、Webアクセスログ、プリントログ。PCを外部に持ち出したオフラインの状態でもログを監視して、ネットワーク接続時に管理者用PCへ保存するといったことも可能だ。ログを記録する際には暗号化して管理者PCへ送信するため、途中でデータを盗み見られることもないとする。
対応OSは、管理者側がWindows Vista、Windows XP/2000 Professional。クライアント側がWindows Vista、Windows XP/2000 Professional、Mac OS 9(9.0.4以降)、Mac OS X(10.3.9以降/10.4以降/10.5以降)。
価格は、10クライアントライセンス版が29万8000円(税別)、20クライアントライセンス版が39万8000円(同)。インテリジェントワークスでは、2008年度に1億円の売り上げを見込む。
■ URL
株式会社インテリジェントワークス
http://www.intelligentworks.co.jp/
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( 川島 弘之 )
2008/07/10 16:31
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