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クロスプラットフォームのID統合管理ソフト「VAS」、Server 2008対応で機能強化


 クエスト・ソフトウェア株式会社は7月11日、シンプルなID管理を実現する製品「Vintela Authentication Services(VAS) 3.3.2」を発表した。

 VASは、Windows/UNIX/Linux/Macのユーザー・グループ管理をActive Directory(AD)に集約して管理できる認証製品。ADでのパスワードポリシーをほかのプラットフォームにも拡張し、クロスプラットフォーム間でのセキュアな許可・認証をリアルタイムに提供してくれる。その上で、共通のエンタープライズグループポリシーを設定することが可能。

 新版では、Windows Server 2008対応の新機能が追加された。具体的には、サーバーを限られた機能(役割)で稼働させられる「Windows Server Core」上のADへ、各プラットフォームのIDを統合できるようになった。Read-Only Domain Controllerを利用したID統合にも対応。暗号化では、ケルベロス認証におけるAES暗号化方式(128/256ビット)をサポートした。そのほか、CIFS対応を改良し、グループポリシー管理機能を強化するとともに、Windows Server 2008で提供されるよりきめ細かいパスワードポリシーにも対応した。



URL
  クエスト・ソフトウェア株式会社
  http://www.quest.com/japan/
  プレスリリース
  http://www.quest.com/japan/information/pr080711.asp


( 川島 弘之 )
2008/07/11 15:57

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