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生体認証機能付きUSBメモリを活用した、持ち出しデータ保護製品「ProsaaS」 |
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株式会社富士通関西システムズは7月17日、生体認証機能を活用したセキュリティソリューション「ProsaaS」を発表した。7月29日から販売を開始する。 ProsaaSは、生体認証機能を備えたUSBメモリで、持ち出しデータの安全な利用を実現する製品。ユーザーの自由度を損なうことなく情報漏えいを防止できるのが特長。 具体的には、データを暗号化してProsaaS専用USBメモリ内に保存し、外出先など特定のPC以外で操作する場合に、USBメモリ内のデスクトップ環境を起動。利用PCへのデータ保存やアプリケーション使用をProsaaSが制限することで、利用PCのセキュリティ実施状況に依存せずに情報漏えい対策が行える。もちろん、使用したPCには利用痕跡を残さない。 またProsaaSの利用時には、USBメモリに備わる生体認証機能により本人確認を行うため、利用者の特定ができるほか、なりすましも防止できるとのこと。さらにProsaaSの管理者向けソフト「ProsaaS Configuration Utility」により、外部接続デバイスへの保存禁止、スクリーンキャプチャ禁止、印刷禁止などのポリシー設定も行える。 価格は、USBメモリの「ProsaaS Standard Edition V1.0」が5万円（税別）、ProsaaS Configuration Utilityが30万円（同）。いずれも7月29日から販売を開始する。 ■ ＵＲＬ 株式会社富士通関西システムズ http://jp.fujitsu.com/group/fks/ プレスリリース http://jp.fujitsu.com/group/fks/topics/20080717.html
（ 川島 弘之 ）
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