株式会社ラックは7月24日、「JSOCセキュリティ監視・運用管理サービス」のメニューを拡充すると発表した。マネージドセキュリティサービスにおける10Gigabit Ethernet(10GbE)機器対応と、中堅・中小企業向けUTM(統合脅威管理)サービスにおけるIPS(不正侵入防御システム)分析機能の強化を図る。
今回強化するのは、ラックが運営するセキュリティに関するオペレーションセンター「JSOC」で提供しているセキュリティ監視・運用管理サービス。このマネージドセキュリティサービスを10GbEの広帯域ネットワークに対応させる。手始めに、マカフィーのIPS「Network Security Platform(旧IntruShield)」に対応し、データセンターやサービスプロバイダなど高速かつ膨大な量のデータ転送が行われる企業に対して、広帯域の不正侵入防御サービスを提供。今後も、日本IBMやシスコシステムズの広帯域機器にも順次対応し、サービスを拡充していく予定とする。
また中堅・中小企業へ提供している、シスコシステムズのUTMを活用した統合脅威対策サービス「UTM24+」において、IPSのセキュリティログ分析機能を追加。UTMの稼働監視、メンテナンス、レポート、障害対応などに加え、ファイアウォールとIPS双方のセキュリティ監視を実現するという。
強化した両サービスは、9月1日から提供を開始する予定。
■ URL
株式会社ラック
http://www.lac.co.jp/
ニュースリリース
http://www.lac.co.jp/news/press20080724.html
( 川島 弘之 )
2008/07/24 13:04
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