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自動暗号化フォルダ機能
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アップデートプログラムの更新時間指定
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DSWorkFlow概要
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アルプス システム インテグレーション株式会社(ALSI)は7月24日、ファイル単位の暗号化を実現する情報漏えい防止ソリューションの新版「DocumentSecurity v3.5 SP1」を発表した。7月31日から販売を開始する。
DocumentSecurityは、ドキュメントを暗号化することで企業内部からの情報流出を防止できるセキュリティ製品。ドキュメントの作成・編集・保存・利用・破棄というライフサイクル全体にかかるポリシーを、ドキュメントごと、ユーザー/グループごとに柔軟に設定。暗号化したファイルに使用制限をかけることで、情報漏えいを防ぐ。日本語のほか、英語・中国語・韓国語・ドイツ語・フランス語・チェコ語など、7カ国(8言語)のOSに対応するのも特長。
新版では、多数の新機能を搭載。まず、業界初というマルチロケーション対応(Unicode対応)を果たした。国内、国外どこからでも、多言語ファイル・フォルダの暗号化や復号が可能になった。暗号化ファイル名称やファイルパスに多言語が存在していても、正常に復号できるという。
また、DocumentSecurityのクライアントからファイルを書き込むだけで暗号化できる「自動暗号化フォルダ」機能で、Office 2007の拡張子に対応した。この機能では、暗号化されたあと別の場所へ取り出しても暗号化とアクセス制限が持続されるのが特長。
XMLへ「職位」「分類」情報の取得元を指定しておくことで、Active Directoryと連携させることも可能になった。さらにDocumentSecurityを使用する環境において、複数ドメインが混在する環境であっても、あらかじめ指定したいずれかのドメインに所属していればログインが可能な「マルチドメイン対応」も行われた。アップデートプログラムの更新時間指定や、Windows Vistaで外部デバイス制御も可能になった。
そのほか、デバイス制御されている場合も、Webからの申請ワークフローにより承認された期間だけ制御を解除して、平文でリムーバブルディスクに書き出し可能にするオプション機能「DSWorkFlow」も用意された。
価格は、ユーザー数1~99の場合で、ユーザー当たり1785円。100~499の場合で、ユーザー当たり1680円など。ユーザー数が5000を超える場合は個別見積もり。
■ URL
アルプス システム インテグレーション株式会社
http://www.alsi.co.jp/
ニュースリリース
http://www.alsi.co.jp/news/ds_080724.html
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( 川島 弘之 )
2008/07/24 17:03
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