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HDE、VMwareとの親和性を高めたLinux向けウイルス対策ソフト


 株式会社HDEは7月25日、Linux向けウイルス対策ソフトの新版「HDE Anti-Virus 5」を発表した。8月8日から順次発売する。

 HDE Anti-Virusは、Linuxサーバー用ウイルス対策ソフト。HDEが開発、販売するLinuxサーバー管理ソフト「HDE Controller」とインターフェイスを統合できるため、Linuxサーバー構築・運用からウイルス対策まで一元的に行えるのが特長という。

 新版では、最新のLinuxディストリビューションとして、Red Hat Enterprise Linux 5(Intel x86/Intel EM64T)、CentOS 5(Intel x86/Intel EM64T)に対応した。併せて、仮想化環境もサポート。VMware ESX Server/VMware Server上での動作確認済みという。

 また、1月に発表したLinuxサーバー管理ソフトの新版「HDE Controller 5」への対応も果たした。この管理ソフト新版では、VMware ESX Server 3とVMware Server 1.0に対応した「Virtual Edition」が新ラインアップとして投入されている。今回、ウイルス対策ソフトでも仮想化環境をサポートしたことで、VMwareとの親和性がより進んだことになる。

 肝心のウイルス検知率においても、最新のエンジン搭載で性能を向上している。

 ラインアップは4種類。HDDにファイルの書き込みが行われるたびにリアルタイムにウイルス検知を行う「Realtime Scan」、SMTPプロトコルに特化しEメール経由のウイルス検知を行う「SMTP Gateway」、スケジュールベースでウイルススキャンを行う「for Server」、インターネット経由のメール送受信やWebブラウジングによるウイルス侵入をリアルタイムに防ぐ「for Gateway」が用意されている。

 価格と発売時期は、Realtime Scanが9万2400円で8月8日より。SMTP Gatewayが6万3000円(15ユーザー)からで10月9日より。for Serverが5円2500円で10月9日より。for Gatewayが7万8750円(15ユーザー)からで2008年秋以降。



URL
  株式会社HDE
  http://www.hde.co.jp/
  ニュースリリース
  http://www.hde.co.jp/press/pressrelease/release.php?rd=200807250

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( 川島 弘之 )
2008/07/25 18:10

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