トレンドマイクロ株式会社は7月28日、100人以下の中小企業に向けたセキュリティソフトウェア「Trend Micro ビジネスセキュリティ 5.0」を発表した。Windows Server 2008に対応したほか、Webレピュテーションなどの新機能が追加されている。8月22日より出荷を開始する予定。
Trend Micro ビジネスセキュリティ 5.0は、「Trend Micro ウイルスバスター ビジネスセキュリティ」の後継として提供されるセキュリティソフトウェア。Windows環境のサーバー、クライアントPC双方のウイルス・スパイウェア対策機能を備えるほか、企業での利用を想定した管理機能を搭載している。
新機能としては、Webからの脅威に対策するために求められる迷惑メール(スパム)対策、Webサイトの危険度評価・ブロックを行うWebレピュテーション機能などを搭載。加えて、パターンファイル提供前の脅威に備えるため、レジストリやシステムファイル変更などの挙動を監視する機能を備えた。さらに検索時間自体も、旧製品と比較して最大約80%短縮されているとのこと。
パッケージ版は5/10/15/25ユーザー向けの各製品が用意されており、初年度価格は、5ユーザー版が2万7500円(税別)など。またライセンス版の初年度価格は、5~24ユーザーの場合で1ユーザーあたり6900円(税別)など。いずれの製品も、次年度以降も継続してサポートサービスを利用する際は、更新料金が必要となる。トレンドマイクロでは、1年間で10億円の販売を見込んでいる。
■ URL
トレンドマイクロ株式会社
http://www.trendmicro.co.jp/
ニュースリリース
http://jp.trendmicro.com/jp/about/news/pr/article/20080728030946.html
( 石井 一志 )
2008/07/28 13:32
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