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NECとグローバルサイン、顧客環境向けカスタム認証局構築ソリューションを提供 |
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日本電気株式会社（以下、NEC）とグローバルサイン株式会社は7月30日、認証局の構築・連携分野で協業すると発表した。NECの認証局ソフトウェア「PKIサーバ/Carassuit」とグローバルサインのパブリック認証局サービス「マネージドRAサービス」を連携。顧客のシステムに最適なカスタム認証局構築を支援するという。 このカスタム認証局では、組織外とのメール送受信におけるS/MIME署名・暗号化や、Microsoft Office文書など、ドキュメントファイルに付与するデジタル署名のパブリック証明書発行が可能になる。また管理面では、PKIサーバ/Carassuitの管理画面を用いて、登録局やカスタム認証局などを統合管理できるという。 さらに、汎用的な電子証明書発行サービスを利用する場合と異なり、自社システム向けに仕様をカスタマイズできる点もメリット。これによって運用管理者の作業効率の向上が図れ、運用コストや管理工数の削減などの効果が期待できるとした。 利用にあたっては、連携させる2つの製品・サービスのほか、NECが提供するオプションソフトウェア「PKIサーバ/Carassuit 外部認証局接続オプション（G）」が必要。同オプションは9月12日より出荷開始される予定で、価格は最小構成時250万円（税別）から、となっている。 なお今回発表された連携システムは、北陸先端科学技術大学院大学へすでに先行納入され、同大学の学内向け認証システムとして稼働を開始しているとのことで、メールで重要情報を送信する際の暗号化や、ICカードを用いた本人認証強化などを実現している。 ■ ＵＲＬ 日本電気株式会社 http://www.nec.co.jp/ グローバルサイン株式会社 http://jp.globalsign.com/ プレスリリース http://www.nec.co.jp/press/ja/0807/3001.html
（ 石井 一志 ）
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